調査研究

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部落解放・人権教育啓発プロジェクト
2000年1月12日
「人権擁護推進審議会批判について」

(報告)森 実(大阪教育大学)

「人権教育のための国連10年」の現状と後期5カ年にむけた課題

(報告)友永健三(部落解放・人権研究所)

北東アジアワ−クショップ(ソウル)に参加して

(報告)林 伸一(大阪府高等学校同和教育研究会)


 森報告は、八木英二・梅田修編『いま人権教育を問う』を批判的に検討したものであった(その内容は紀要『部落解放研究』131号、99年12月に掲載)。森さんは、人権教育の枠組みを、議論する時期は過ぎた。これからは、枠組みだけではなく中味として、何を提案するのか具体的に提示していくことが重要であると指摘する。

 友永報告は「人権教育のための国連10年(1995〜2004年)」の前期5ヵ年が終了し、後期5ヵ年が始まった時点で、前期5ヵ年を振り返り、この間の成果と後期5ヵ年に向けた課題を明らかにすることが、重要だとして「人権教育の10年」がなぜ提起されたか、何を目的としているのか再確認する必要性を指摘する(この報告も、『部落解放研究』132号、2000年2月に掲載)。

 林さんは、昨年12月1日〜4日、ソウルで開催された国連人権高等弁務官事務所・大韓民国ユネスコ共催の「人権教育に関する北東アジア・トレ−ニング・ワ−クショップ」について報告された。このワ−クショップは、アジア・太平洋人権情報センターとARRC、子どもの人権ネットなどのNGOも参加した。この2年間、20ヵ国におよぶ政府、国内機関、NGOが参加したユネスコ主催の「アジア・太平洋における人権のための教育に関するアジア・太平洋会議」を含めて、人権教育に取り組むさまざまな人々が、アジア・太平洋地域の人権教育を推進させるために必要な方法や手段について議論してきたこと、東北アジア地域の経験と教訓を分かち合い、東北アジア地域の学校における人権教育プログラムを展開する上での課題、機会、阻害要因を議論するために開催された。

(中田理恵子)