久保田洋【くぼたよう】

 1951.4.24〜1989.6.28(昭和26〜平成1) 東京生まれ。日本大学で比較法,ロンドン大学,明治大学で国際法を研究,法学博士の学位を取得。1981年(昭和56)以降,国連の人権担当官として人権委員会,差別防止少数者保護小委員会等の事務局を担当。世界各国から人権委員会への通報受理などの仕事処理の傍ら,国連大学,明治大学,法政大学,コペンハーゲン大学で教育指導にあたった。国連を訪れる日本人に献身的に便宜を提供するとともに,人権研究者や民間人権団体関係者に,国際人権に関する情報を提供,論文によって国際人権思想の普及に努めた。89年(平成1)6月28日,国連ナミビア独立支援グループ(UNTAG)担当官として赴任中に殉職。*自由人権協会は,89年12月から国際人権をテーマとして久保田メモリアル・シンポジュームを開催している。また94年12月開設された*アジア・太平洋人権情報センターには,久保田文庫【くぼたぶんこ】が設けられている。

参考文献

  • 久保田洋遺稿集『人間の顔をした国際学』(日本評論社,1990)
(宮崎繁樹)

トップ   差分 リロード   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2015-12-03 (木) 21:09:37 (1468d)