男女共同参画社会基本法【だんじょきょうどうさんかくしゃかいきほんほう】

 1999年(平成11)6月23日公布(法律78号) 男女平等についての基本法。3条で,男女の個人としての尊厳が重んじられることをうたい,4条では,社会における制度または慣行について配慮すべきことを規定。5条は,政策などの立案および決定への共同参画の必要性を規定し,6条は,男女の家庭生活における活動と他の活動の両立を規定している。そして,国の責務,地方公共団体の責務,国民の責務が規定されている。国と都道府県は,男女共同参画基本計画【だんじょきょうどうさんかくきほんけいかく】を定めることが義務づけられている(市町村は努力義務)。このことを生かして,実効性ある基本計画を作成するよう働きかける必要がある。自治体で男女平等推進条例を作る動きもある。なお17条では,苦情の処理と被害者の救済のために必要な措置を講ずることが定められている。*ジェンダーの視点から性差による不平等を是正していく取り組みが、社会のあらゆる場面で実現されることを定めた法律である。□資料編B-13

参考文献

  • 井上輝子『女性学への招待』新版(有斐閣,1997)
  • 横浜市女性協会『女性施設ジャーナルァ(学陽書房,1999)
(福島瑞穂)

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Last-modified: 2015-12-03 (木) 21:09:51 (1300d)