調査研究

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2009.04.08
部会・研究会活動 <部落問題に関する意識調査研究プロジェクト>
 
部落問題に関する意識の変遷と啓発の課題
2008年3月発行 A4判138頁
目次
(各章ごとにPDFで見る事ができます)

はじめに 本報告書の意義と構成 1

本書の概要 1

序章 近年における部落問題・人権問題意識調査の動向 5

はじめに 5
1 調査枠組みの変化 5
2 2000-2004年度にかけて行われた意識調査結果の特徴 6
3 2005年度以降に行われた意識調査結果の特徴 8
おわりに 10

第1部 各自治体における意識の変遷 13

第1章 大阪府人権意識調査結果から見る府民意識の変化と啓発課題 15

はじめに 15
1 実施された意識調査 15
2 継続的に調査されている主な質問項目 16
3 変化の概要 16
4 府民意識調査から見る啓発課題 35

第2章 大阪市人権意識調査結果から見る市民意識の変化と啓発課題 37

はじめに 37
1 実施された意識調査 37
2 継続的に調査されている主な質問項目 38
3 変化の概要 39
4 大阪市市民意識調査から見る啓発課題 57

第3章 堺市人権意識調査結果から見る市民意識の変化と啓発課題 59

はじめに 59
1 実施された意識調査 59
2 継続的に調査されている主な質問項目 59
3 変化の概要 60
4 堺市民意識調査から見る啓発課題 70

第4章 北九州市人権意識調査から見る市民意識の変化と啓発課題 71

はじめに 71
1 実施された意識調査 71
2 継続的に調査されている主な質問項目 72
3 変化の概要 72
4 北九州市市民意識調査から見る啓発課題に関する考察 80

第5章 名古屋市における人権意識調査の変遷 83

はじめに 83
1 実施された意識調査 83
2 継続的に調査されている主な質問項目 84
3 変化の概要 84
4 名古屋市市民調査から見る啓発課題に関する考察 97

第2部 意識をめぐるさまざまな啓発課題 99

第6章 「分散論」「寝た子を起こすな論」に関する動向と課題 101

はじめに 101
1 初期の調査に見る「分散論」「寝た子を起こすな論」 102
2 「分散論」「寝た子を起こすな論」の動向 104
3 「分散論」「寝た子を起こすな論」と啓発の課題 108
おわりに 109

第7章 「部落差別をなくす方法」をめぐる意識―大阪府、大阪市、堺市の比較から― 111

はじめに 111
1 1980年調査-1995年調査の比較 111
2 2000年、2005年調査の比較 114
3 比較から見る啓発の課題 117

第8章 結婚差別の認識状況とその動向 119

はじめに 119
1 最近の意識調査結果における結婚差別の認識状況 119
2 結婚差別の存在についての認識状況の変化 121
3 結婚忌避の経年変化 124
4 まとめと今後の課題 126

第9章 「結婚」をめぐる意識―「社会意識」項目から― 127

はじめに 127
1 結婚相手の家柄に関する項目 127
2 結婚時の身元調査に関する項目 130
おわりに 133

資料:意識調査報告書一覧 134

府県 134
政令指定都市 137

執筆者一覧

竹村一夫(大阪樟蔭女子大学准教授):プロジェクト代表 第2章・第8章
益田圭(相愛大学准教授) 第4章
時岡新(金城学院大学准教授) 第1章・第7章
齋藤直子(大阪樟蔭女子大学ほか非常勤講師) 第5章・第9章
内田龍史(部落解放・人権研究所研究部・事務局) はじめに・序章・第3章・第6章

部落解放・人権研究報告書 No.10
部落問題に関する意識の変遷と啓発の課題
-「部落問題に関する意識調査研究プロジェクト」報告書

発行年月日 2008年3月31日
編集・発行 社団法人 部落解放・人権研究所
〒556-0028 大阪市浪速区久保吉1-6-12 大阪人権センター内
研究部 TEL 06-6568-0064 FAX 06-6568-0714