岡田佐代子さん(全国人権保育連絡会)の司会で始まり、集いの呼びかけ人を代表して、森山康浩さん(子ども情報研究センター理事長)が開会の辞を述べられた後、鈴木昭子さんをはじめとしたご家族の紹介がなされた。

　そして、池内敬三さん(関西大学専務理事)よりもご挨拶がなされた。

　続いて「鈴木祥蔵先生の足跡」を、関西大学におけるご活躍について玉田勝郎さん(関西大学文学部教授・教育学専修)が、部落解放運動とりわけ同和教育・保育におけるご活躍について山中多美男さん(ノーマライゼーション協会理事長・大阪同和保育研究協議会OB会)が、個人的な思い出も交えて話された。さらに、短時間のビデオであったが、大阪同和保育連絡協議会20周年記念レセプション、同じく20周年記念映画「むらの子育て」(いずれも1989年5月10日)で登場された鈴木先生の在りし日の姿が写された。

　この後、以下の関係者の方々より、鈴木先生との出会いや尽きない思い出が語られた。岡田健悟さん(全国人権保育連絡会会長)、ご紹介:組坂繁之さん(部落解放同盟中央執行委員長)、柴崎圭介さん(関西大学生活共同組合理事長)、桂正孝さん(大阪市立大学名誉教授)、新居晴幸さん(大阪府教職員組合中央執行委員長)、菱岡省二さん(関西大学教育学科同窓会会長)、吉田永宏さん(関西大学名誉教授関西大学人権問題研究室元室長)、塩谷幸子さん(部落解放同盟大阪府連副委員長)、天野忠雄さん(子ども情報研究センター共同研究者)、梅田和子さん・洋一さん(うめだよういち本の店)、ご紹介:別所明芳さん(美術教育者協議会)、石井昭男さん(明石書店社長、福村出版社長)。

　最後に、ご家族を代表して鈴木昭子さんよりご挨拶をいただくとともに、閉会の辞を呼びかけ人を代表して、田中欣和さん(関西大学名誉教授・関西大学人権問題研究室前室長)がされ、追悼の集いは閉会された。