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更新日●2006.02.02
書籍・ビデオ案内
 
通信社で30年以上にわたりニュース報道に携わってきた著者による「人権ニュース解説」。1996〜2005年の社会のうごきを「人権」という角度からとらえて、部落問題や人種問題、平和、組織の倫理について考える。さらに、メディア報道について、現在の報道姿勢に疑問をなげかけ、改善への道をさぐる。

メディアを人権からよむ

中川健一著
A5判、並製、145ページ、定価1500円+税
2006年3月31日発行
ISBN4−7592−5411−0 C0036
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もくじ
求められる部落問題報道  

「部落・三百万人の訴え」 
「特殊地域」で調査困難
阪神大震災三年と差別
他山の石
「禁句」では差別解消につながらない
かけがえのない宝物
地の塩・命の糧
「開かれた新聞」
水平社宣言のメッセージ
開け!狭山再審の門
人権のまちづくり
攻めて守る人権

グローバル時代とメディア

私を受け入れる準備はできていますか
国際人権保障の時代
ヘイトクライム
記憶・責任・未来
二人の在日コリアン
外国人も住民です
難民鎖国
麻生発言
現代版「密告制度」

平和―いま、伝えるべきこと

大田知事陳述が問いかけるもの
世界人権宣言と和島岩吉先生
山を人に変える
人権尊重のなおざりは戦争のはじまり
ストップ!拷問
「対岸の火事」ではないハイダー問題
民際交流で拓く人権・平和・共生の世紀
報道と教育の過ちを繰り返すな
断ち切ろう!憎悪と暴力の悪循環
「一本の鉛筆」
人間同士、共に歩く
松井やよりさんが遺したもの
真実の映像、虚偽の映像
電波を先住民の手に!
歴史の曲がり角
戦争と真実
米軍ヘリ墜落
記者の「出前授業」
教育の原点

問われる組織の倫理

強きを助け弱きをくじく
人権尊重を経営倫理の中軸に
『買ってはいけない』ブーム
神奈川県警もみ消し事件
東海村臨界事故の教訓
倫理忘れた企業は・・・・・・
とんでもない「研修」
倫理確立は企業の生命線
グッド・カンパニー
滋賀CSRモデル

これでいいのかメディア報道

逆転した社会
新聞で共に生きる街づくり
言論の自由の自殺行為
「新民世界」
パパラッチ
ことばと差別
マスメディア改革 市民とともに
「羊頭狗肉」の法務省案
天の半分
強者の側に立った報道姿勢
「人権法案」報道の反省点
視聴率「買収」事件
民衆による、民衆のための新聞
すべての市民は記者だ!
ハンセン病問題とマスメディア

あとがき